監視社会と監視カメラ導入・・・樋田容疑者

 

 


 

2018年8月12日午後、大阪府富田林市の府警富田林署の留置場に勾留されていた樋田淳也(ひだ じゅんや)容疑者が逃走した事件で、同容疑者は数々の犯罪を犯しており、さらには面会室のアクリル板などを壊して逃走をしていることが明らかとなりました。

 

全国指名手配犯に

時事通信社他、メディア各局が以下のようなニュースを報じ、話題となっています。

12日午後、大阪府富田林市常盤町の府警富田林署の留置場に勾留されていた容疑者の男が逃走した。弁護士との接見後、面会室のアクリル板を壊して逃げたとみられ、府警は13日、加重逃走容疑で捜査本部を設置。全国に指名手配し、3000人態勢で行方を捜している

逃走したのは住居不定、無職樋田淳也容疑者(30)。府警捜査1課などが窃盗や強制性交などの容疑で5月25日以降計4回逮捕し、同署で勾留されていた。別の警察署で捜査車両などが燃えた放火事件に関与した疑いもある。
府警によると、樋田容疑者は12日午後7時半ごろから2階の面会室で弁護士と接見していた。同9時45分ごろ、面会時間が長いと不審に思った署員が部屋を確認し、逃走が判明した。

面会室の間仕切りにはめ込まれたアクリル板が外れかかっており、樋田容疑者は板を強く押して壊し、すき間から抜け出たとみられる。
接見は弁護士と二人きりで、手錠はしていなかった。弁護士は午後8時ごろ接見を終え、署側に知らせず帰ったという。府警は同容疑者が一人になった1時間半余りの間に、施錠していない弁護士が出入りするドアから逃走したとみている。
同容疑者は逃走時、隣の部屋にあった署員の白色スニーカーを盗み、履き替えて逃走したとみられ、署の駐車場にそれまで履いていたサンダルが落ちていた。面会室は防音仕様で、容疑者が出入りするドアの前で待機していた警察官は異変に気付かず、弁護士側は夜間で署員が不在だった。
樋田容疑者は身長1メートル63センチで、黒のジャージーと灰色スエットパンツ姿。黒い長髪で、左腕に手術痕があり、左ふくらはぎに動物の入れ墨があるという。

出典:時事通信社

 

樋田淳也容疑者について

こちらが、逃走をしたとされている樋田淳也容疑者のプロフィールです。

出典:大阪府警

名前:樋田淳也(ひだ じゅんや)

年齢:30歳

職業:無職

在住:大阪府警富田林署

身長:163cm

体型:中肉中背

服装:黒の長袖ジャージ 灰色のスエットズボン

特徴:左ふくらはぎに動物の刺青、黒い長髪、左腕に手術痕

樋田容疑者は、6月、府内のマンションで20代の女性に乱暴したなどとして、強制性交や窃盗などの疑いで逮捕され、7月に起訴されたために、勾留中だったそうですが、弁護士との接見する際に、そこから逃げ出し、現在もどのような様子がわかっていないということです。

また、同級生らの話によれば、「お調子者でひょうきんだった。弱い者には強く出るが、リーダー格には弱かった」という印象があるそうで、近隣住民の話によれば「笑顔がかわいい子だった」のだそうです。

小学校低学年の際には、兄と一緒にボーイスカウトをするなどしており、10年以上前に父親が亡くなった際には、実家近くの祖父母の畑で農業機械を運転し、手伝う姿も見られたのだと言います。

追記:入れ墨についてはこちらのイラストだとのことです。

出典:NHK


加重逃走容疑とは?

樋田容疑者は、加重逃走容疑という罪で、全国に指名手配されているのですが、一体どのような罪なのでしょうか?

加重逃走罪とは、

刑法第98条によって取り締まられているもので、以下のような条文によって取り締まられています。

「前条に規定する者(裁判の執行により拘禁された既決又は未決の者)又は勾引状の執行を受けた者が拘禁場若しくは拘束のための器具を損壊し、暴行若しくは脅迫をし、又は2人以上通謀して、逃走したときは、3月以上5年以下の懲役に処する」

以下のいずれかの条件を満たしているときに、この法律が適用されます。

  1. 裁判の執行により拘禁された既決若しくは未決の者又は勾引状の執行を受けた者が、
  2. 拘禁場若しくは拘束のための器具を損壊し、
  3. 暴行若しくは脅迫をし、又は
  4. 2人以上通謀して逃走した場合

樋田容疑者は、1番と2番を犯していますので、加重逃走罪が適用されるのです。

 

 

樋田容疑者の過去の犯罪歴

そんな、樋田容疑者ですが、過去の犯罪歴が非常に多いとして話題となっています。

樋田容疑者は、窃盗や性的暴行などの疑いで逮捕・起訴されている他、5月上旬に羽曳野署の駐車場の警察車両が燃えた事件に関与した可能性があるとみて、警察が捜査をしていたのだそうです。

窃盗

強制性交

放火

これだけの容疑がかけられている中で、さらに加重逃走という罪も加わるとなると、懲役年数がとんでも無いことになることは明白でしょう。

逃走をしているために、再犯をする可能性は低いのですが、知り合いによる犯人隠避などが無い限りは、お金が底を尽きることが予想されますので、車上荒らしなどの窃盗罪などはどんどん増えていくことでしょう。

 

逃走経路は?

では、逃走経路は一体どのようなものだったのでしょうか?

富田林署は、大阪府富田林市常盤町2−7にあり、近鉄長野線富田林西口駅の南約150m付近で、市役所のそばにあります。

近鉄長野線富田林西口駅がすぐそばにあるということで、おそらくこの駅を利用して古市駅まで行き、そこから近鉄南大阪線 急行 大阪阿部野橋行に乗り換えて、大阪阿部野橋駅方面へといったのでは無いでしょうか?

そのため、天王寺やなんば方面へと逃走をした可能性も十分に考えられますし、阪神本線などの乗り換えて西へ逃げた可能性も否定できません。

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前述した通り、樋田容疑者は富田林からは北つまり都心部へと向かった可能性がありますが、現在のところ詳しい潜伏先は分かっておりません。

ネットカフェなどに滞在している可能性もありますが、防犯カメラのシステムが発達した現在では、何をするにも写ってしまいますし、駅を利用していたとするのであれば、なおさらでしょう。

さらには、所持金などが無いものと思われますので、どこかで必ず尻尾を出すことが予想されますので、警察としても辛抱強く待つことが重要であるでしょう。

2018年4月には、愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者が脱走するという事件が発生し、一般市民に多くの不安と恐怖を与えました。

この事件は逃走してからどこに潜伏をしているのかの予想が大きく外れてしまったために、長引くこととなったのですが、今回もそのようなことが無いように、迅速な逮捕を望むばかりでしょう。

逃走から1日経過していますので、どこかの空き家に潜伏している可能性もありますし、逃走があった富田林署の正面玄関と反対にある駐車場で、樋田容疑者のサンダルが見つかり、近くの塀には、署内にあったはずの脚立が置かれていたのだそうで、やはり駅方面へ逃走をした可能性が十分に考えられるでしょう。

 
その後、逮捕
 

「日本一周目指す旅行者」になりきり 道の駅で記念撮影も 

 

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髪型が変わっている樋田(ひだ)淳也容疑者

 

 

 店の従業員に気さくに話しかけ、記念撮影にも応じる。大阪府警富田林(とんだばやし)署から逃走し、9月30日に加重逃走容疑で逮捕された樋田(ひだ)淳也容疑者(30)は、自転車で日本一周を目指す旅行者に完全になりきっていた。そのあまりにも自然な振る舞いに、逮捕前の樋田容疑者に接した人たちは「まさか、逃走犯だったとは」と言葉を失った。

 「自転車仲間にフェイスブックで知らせたい。投稿用の写真を撮影させてくれないか」

 9月18日朝、山口県周防大島町の道の駅「サザンセトとうわ」。支配人の岡崎竜一さん(54)は、この日道の駅を訪れた男に声をかけた。

 顔はよく日に焼け、乗ってきたロードバイクタイプの自転車には傘や釣りざおなどの荷物を大量に積んでいた。リュックサックには「行くぞ! 日本一周中」の文字。すでに訪れたところを示しているのか、一部の府県が塗りつぶされた日本地図も持っていた。

 男は「いいですよ」と快諾し、額にかけていたサングラスで顔を隠すこともなく、カメラにポーズを取ってみせた。

 この男が樋田容疑者だと岡崎さんが気付いたのは、逮捕後のこと。「とても気さくで、仲良くさせてもらっていた。逃走犯とは夢にも思わなかった」という。

 樋田容疑者は、同行者の男(44)と26日ごろまでテントを張って滞在。「和歌山出身」と自己紹介し、道の駅が雨宿りのために倉庫を開放したお礼にと、草むしりをするなどして交流を深めた。

 25日には、岡崎さんが用意した「自転車にて日本縦断中!」との日付入りのボードを手に記念撮影。岡崎さんが「道の駅に飾らせてほしい。君が第1号」と言うと無邪気に喜んでいた。

 

 去り際には「櫻井潤弥」という名前で手紙を置いていった。「最高の想い出ができました。必ず日本一周を達成します」との感謝の言葉や、「隣接する形で簡易的な宿泊施設があれば、利用者が増えるのではないか」というアドバイスも記されていた。捜査関係者によると、樋田容疑者の知人に桜井姓がいるという。

 万引をしたとみられる同県上関(かみのせき)町の道の駅「上関海峡」でも、樋田容疑者とみられる男が従業員に気さくに話しかけていた。

 もう1人の男と9月28日朝から翌日朝まで滞在。この間、施設内に何度も出入りし、従業員と「休職して日本一周をしている」と話したり、「(商品で)おいしいものは何」と尋ねたりしていた。

 樋田容疑者の身柄確保後、報道された服装などが一致することを思い出した責任者の男性(49)が防犯カメラを確認。すると、この男が弁当などを手に店内をうろつきながら、店員が接客に追われる隙をついて、商品を服の中に入れる様子が写っていた。男性は「自然体で話しかけてきたので全く疑わなかった」と悔やんだ。


この事件の不可解な点として・・・

朝日新聞より

容疑者逃走、署員の白色スニーカーに履き替えか 大阪
 強制性交や強盗致傷の疑いで逮捕された樋田淳也容疑者(30)について、大阪府警は13日、留置されていた富田林署の設備を壊して逃走したとして、加重逃走容疑で指名手配した。弁護士との接見後に逃走したとみられ、府警は捜査本部を設置し、約3千人態勢で行方を追っている。


 府警によると、樋田容疑者は12日午後7時半ごろ、接見のため面会室に入室。接見後には通常容疑者がノックするなどして終わったことを知らせるが、午後9時43分になっても出てこないため、署員が室内を確認したところ誰もおらず、接見する人物を隔てるアクリル板が押し破られ、奥の方にたわんで約10センチずれていた。


 樋田容疑者はこの隙間から逃げたとみられる。弁護士は午後8時ごろに接見を終えたとしており、当時約20人の署員がいたが誰も目撃していない。署の駐車場に樋田容疑者のものとみられるサンダルが残され、面会室外側にあった署員の白色スニーカーが無くなっていたことから、履き替えて逃走したとみられる。だが、府警が樋田容疑者の逃走を報道機関に知らせたのは約3時間後、一般に知らせたのは9時間近く後だった。
 一方、面会室には出入りを確認するため、弁護士らが出入りするドアの開閉時に鳴るブザーが取り付けられていたが、電池が入っていなかった。府警は全署に運用を指導していたが徹底されておらず、府警は管理態勢についても調べる。(引用終り)

 

この事件には、ある陰謀説がささやかれています。それは、監視カメラをあちこちに、日本国内に取り付ける法案を自民党が推進しているようなので、もし、今回の逃走劇で監視カメラがその効果を発揮した場合、それを理由に世論に働きかけ、監視カメラ導入に持っていこうという法案です。ネットに関しては、以前から囁かれていますが、監視カメラを導入することにより、証拠改竄や、プライバシーの侵害等の問題が発生する可能性があります。

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