目黒区 虐待死  事件考察

 またしても、虐待事件が起きました。今回の事件が起こった場所は、目黒区です。目黒区と言えば、東京では、千代田区、文京区、中央区のトップ3に続く、高級住宅街として知られています。

 今回の事件は、簡単に説明すると、妻が子連れで再婚し、その夫が、5歳時の娘に暴行を繰り返し、ついに、殺してしまったという事件です。

 5歳の娘さんは、殺される直前に、以下の手紙を両親に書き残しました。

ママ もうパパとママにいわれなくても

 しっかりじぶんから きょうよりか

 あしたはもっともっと できるようにするから

 もうおねがい ゆるして ゆるしてください

 おねがいします

 ほんとうにもう おなじことはしません ゆるして

 きのうまでぜんぜんできてなかったこと

 これまでまいにちやってきたことを なおします

 これまでどんだけあほみたいにあそんだか

 あそぶってあほみたいだからやめる

 もうぜったいぜったい やらないからね

 ぜったい やくそくします

 

5歳でこれだけの文字を書けることを考えると、この殺された少女は相当な聡明な5歳児だったと思われます。

 加害者は、少女の父親で33歳の船戸雄大と名乗る人物です。また、船戸雄大の妻である、船戸優里:旧姓:宮谷優里被告25歳も虐待死に加担していました。

 

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これは、船戸優里容疑者の再婚前の画像です。どうやら、この画像を見ると、昔はギャルだったようですね・・・

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この、二人の逮捕時の画像ですが、二人とも無職だったそうです。

 目黒区東が丘1丁目サンハイム好の2Fに住んでいたそうです。

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■物件名:サンハイム好 201号室 
田園都市線 駒沢大学 徒歩12分 
■所在地:目黒区東が丘 
■賃料:8.5万円 管理費:なし 
■敷金:1ヶ月 礼金:1ヶ月 
■間取り:2DK / 35平方メートル 
■築年数:1978年9月 
■3階建ての2階 
■和室(6) 和室(6) DK(4.5) 

意外と家賃は安いのですね・・・目黒区なので、築年数がかなりあっても、高いとばかり思っていました。ちなみに、この船戸雄大被告と船戸優里被告は二人とも無職です。

 

個人的感想・・・

 なぜ、収入も安定していないのに、関わらず、結婚したり、子供を産むのでしょうか?これは、ある意味、マスメディアの責任も少しあると思います。今回事件を起こした、船戸雄大被告(33)は、目黒区に住み始めたころ、すでに無職だったそうです。それなのに結婚して、子供まで作ったの?・・・そう思われる方が、多かれ少なかれ、かならずいらっしゃると思います。しかし、冷静に考えてください。もし、船戸被告から、妻と子供をとったら何が残りますか?そう、船戸被告は単なるニートとして、世間から蔑視されてしまうのです。これは、マスメディアの影響もあると思います。小泉政権時代はには、自由な働き方とフリーターを推奨しつつ、その後しばらくすれば、"フリーターは仕事に責任を持ちたくない無責任な人種"といったTVを通して、イメージを流し続けました。実際は、正規採用になれず、日々不安定で、低賃金労働を強いられている恵まれない立場の人がその正体だったのです。話は戻りますが、ニートについても同じです。現代は、高度経済成長が過ぎた日本と違い、給料もそう上がらず、グローバリズムの影響で、薄給でなおかつきついノルマをこなされなければなりません。ですから、職場の雰囲気も殺伐としています。ですから、自然と、職場イジメや過労死問題なども多発します。その結果、うつ病などにかかりやすく、一度社会に出ても、世間でいう"ニート"になってしまいます。また、マスメディアの印象操作により、大学入試のランクが低い大学に入ってしまった場合、その先に未来を感じることができず、結局中退し、非正規雇用で働く人が増加しました。この傾向は、2000年代には、男性が顕著に多かったと記憶しています。それも仕方のなことなのかもしれません。世間では"高卒は将来性がないと言われるので、仕方がなく大学に進学しても、ランクの低い大学では将来性がないとマスメディアや有識者は主張され、その結果大学中退をしてしまいます。また、最近はどうか知りませんが、やはり、学歴や社会的ステータスは女性よりも男性に求められる傾向が強いので、どうしてもランクの低い大学に進学してしまうと、引け目を感じ中退せざるを得ない状況に精神的に追い詰められるのかもしれません。その結果、フリーターからニートに繋がってしまった若者も多いと思います。そういった若者をさらに、有識者をはじめとしたマスメディアは追い詰めます。「大学中退する人間は、もともと勤勉意欲に欠けるだらしいない人間である、だから、非正規雇用になってしまうのである」などと、世論を抱き込みさらに追い詰めます。今回の、連れ子を虐待した船戸被告も、不安定な経済事情でありながら、結婚した理由は、世間に自分がニートと思われるのが嫌だと無意識に思っての行動かもしれません。実際に、独身で両親のいる実家にいる無職の男性に対する世間の目と、妻子ある無職の男性に対する評価は、後者の方がなぜか高い傾向にあるのですから・・・まあ、近年は幼児虐待問題やDV問題など増加しているので、そういった傾向は少なくなってきていると思いますが・・・