世界の運命は、アラブ系民族 ムスリム系民族の手に握られている!

 東アジアでは、すでに去年の北朝鮮のミサイル発射実験から一変、平和ムードが漂っています。これにより、【アメリカ、イギリス、フランス、イスラエル、日本】と【ロシア、中国、北朝鮮、イラン】など関係性による大きな戦争には繋がることはないと安堵感が漂っていますが、実際はそうではありません。トランプは、中東の"火薬庫"に、"火炎瓶"をを投げ入れようとしといます。まず、イランとの核合意破棄、そして、イランに対する経済制裁、そして、イスラエルの首都にエルサレムを移すなど外交政策です。この、最後に挙げた、イスラエルの首都をエルサレムに移すといったことがどれほど危険かは有名な話ですが、他の、イランとの核合意破棄、イランに対する経済制裁、この2つは極めて危険な政策です。イランとの核合意破棄は当然イランの反感を買いますが、イランに対する経済制裁など、アメリカと中東の関係を悪化させることは言うまでもありません。

中東問題は、宗教と経済面の両方から見る必要があります。

イスラエルパレスチナは、唯一神教であるユダヤ教キリスト教イスラム教が混在し、エルサレムを聖地とするのも、この3つの宗教なのです。

 この3つの宗教は、唯一新教であるがゆえ、他宗教を認めないといった特徴があります。その結果、ユダヤ教キリスト教イスラム教がお互いに、エルサレムの奪い合いといった状況が起こっています。

 

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イスラム教・・・天使に連れてこられ、メッカ(サウジアラビアのマッカ州)からエルサレム者が、開祖ムハンマドとされ、"聖なる岩"の上に手をついて、そこから天に上がったとされています。
7層からなる天を上がっていったムハンマドは、かつて神の声を聞いた預言者たち(アダム、アブラハムモーセ、イエス)に会い、再びエルサレムへ降りてきて、メッカに戻ったといいます。"聖なる岩"は現在、幾度かの改修工事があり、イスラム教徒によって丸い屋根で覆われ、さらにその屋根には金箔が張り巡らされて現在では"岩のドーム"と呼ばれています。

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ユダヤ教・・・

ユダヤ人の祖先であるアブラハムが神に信仰を試みたときに、その信仰心を試すために、「息子を犠牲にしろ」と言われてしまいますが、実際に言われた通り、息子を殺そうとしたところ、すると、「お前の神への信仰心はわかったから、もう殺さなくて良い」という声が聞こえ、アブラハムは息子の代わりに羊を捧げ、丘を降りていきます。その場所をユダヤ教は、聖なる岩とし、岩のある場所に神殿を建てました。この神殿は紀元70年にローマ帝国によって壊され、現在では神殿の西側の壁のみが残っています。その壁が泣いて見えることから、"嘆きの壁"と呼ばれるようになりました。

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キリスト教・・・これはかなり有名な話で、簡単に言うと、イエス・キリストが十字架にかけられた場所として、聖なる地となっています。弟子に銀貨30枚でローマに売り渡されしまい、ローマ人総督によって処刑されてしまいます。その場所が、"ゴルゴタの丘"で、この丘とされる場所に建設されたのが「聖墳墓教会(せいふぼきょうかい)」です。ちなみに、イエス=ユダヤ教徒でありました。その中での改革を行おうとした結果、ユダヤ教徒の中で内部分裂が起きました。

これら三つの宗教の聖地が集中しているのがエルサレムの旧市街。
どの信者にとっても絶対に譲れない場所ということです。

 

で、今回この聖地エルサレムユダヤ人のモノと主張しているのが、アメリカ合衆国トランプ大統領なのです。日本も竹島問題の時、ジョージ・ブッシュ元大統領が、「竹島は韓国に所有権がある」と発言した状況に似ていますね。

 

イラン核合意離脱について、イランとイスラエルは、1979年にイラン革命が起こり、イスラム教強硬派が権力を掌握して以来、イランの指導者はイスラエルの排除を訴えてきした。イランはイスラエルのことを、イスラム教支配地域を違法に占拠する者と位置づけ、同国の存在権を否定しています。そんな理由もあり、イランとイスラエルは不仲です。

 

原油については、トランプ大統領は、イランに対する経済制裁も、今年の5月に発表したことにより、原油の価格が不安定になり、その結果、イランとアメリカの関係は、悪化しそうです。

 

 

テルアビブからエルサレムへの米大使館移転があるのが、5月14日です。さらに、マズイことにイスラエルを建国したのも同日です。

 

 

"ドナルド・トランプ米大統領の娘イバンカ・トランプ氏と夫のジャレッド・クシュナー氏が13日、イスラエルに到着した。共に米大統領上級顧問を務める両氏は14日、エルサレムに移転した新米大使館の開館式に参加する。トランプ大統領は式典に参加しない予定。

テルアビブからエルサレムへの米大使館移転は、イスラエル建国70周年にあわせて実施される。大統領選中から移転を主張していたトランプ大統領による決定は、パレスチナ人の怒りを買っている。"BBC.comより